深大寺のだるま市に来たけど、だるまの値段が表示されていない!値段を聞くのも少しが勇気がいる。
だるまの値段が分からず購入を躊躇していませんか?
この記事では調布市深大寺のだるま市の値段の相場を紹介します。
また、一般的なだるまとの価格比較や深大寺で売られているだるまの種類も紹介します。
深大寺のだるまの値段の相場は?
深大寺のだるま市で売られているだるまには値段の表示がないのでちょっと買うのに勇気いりますよね。
言われた値段が売値になるわけですが、あらかじめ金額が表示されていないと吹っかけられてるのではと思ってしまいますよね。
値段がなくて不安かと思いますが、家に飾るのに十分な大きさのだるまはお小遣い程度の金額で買えますよ。
深大寺だるま市で売られているだるまの価格帯を紹介します。
店により異なる場合があります。私が行ったときに確認できた範囲になりますのでご了承ください。
◆高さ5cm 500円~700円くらい
一番小さなかわいいだるまです。いくつか色違いで並べて飾るととても素敵ですよ。
◆高さ10㎝ 1000円前後
このサイズからはだるま購入した感が味わえますね。
だるまは購入したら通常、目入れをするのですが、このサイズからなら目入れもしやすく、家に置く際もだるま飾ってます!と主張できるくらいのサイズです。
深大寺の場合は目に梵字という文字を入れるので、このサイズであれば文字もはっきり分かる大きさです。
ちなみに私はこのサイズの東京だるま(多摩だるま)を1200円で購入しました。
値切りはしていません。
値段言われたときに「今はどのお店も値段統一してるんだよね」と露天商の人に言われましたが、信じていません(笑)
値切り、もしくは複数購入で1000円くらいで買えたかな。。
私は東京生まれ。値切れません!
一人暮らしで比較的狭いお部屋に住んでいる方はこのサイズが一番おすすめです。
◆高さ20cm 2000円前後
この大きさがよく写真などで見るだるまの標準サイズではないかと個人的には思っています。
家に置く場合は少し場所を確保する必要ありそうです。
会社のオフィスに置くのに良い大きさではないかと思います。
◆高さ30㎝ 5000円~
狭い家の中においた場合、家庭がだるまに支配されているのではないかというくらいの存在感です。
なかなかインパクトのある顔ですからね。
この大きさからはそれなりに高額になりますね。
だるま市を覗いたついでにお土産に買って帰ろうと言って買うサイズではありません。
以上が深大寺で売られている主なだるまの価格帯です。
悩むほど高額な値段を言われることはありませんので安心してください。ちょっとしたお土産に買えるくらいの金額ですよ。
では、一般的なだるまの金額との比較をしてみましょう。
国内シェア80%のだるまが群馬県の高崎だるまです。高崎だるまの通販での金額をまとめてみました。
一般的な福入りだるまの値段です。
9cm 1100円
12cm 1320円
15cm 1650円
17cm 1980円
20cm台 2530円~4400円
30cm台 4840円~6930円
40cm台 8000円~9000円
50cm台 12000円~20000円
60cm台 25000円~
70cm台 36000円~
比較してみると深大寺だるま市のだるまも高すぎると言うほどではないですよね。
だるま市の場合は値引きにも応じてくれるところがあるのでお得に買える可能性も大きいですね。
だるまの値切り方は?
値段の表示がなくて困ってしまう深大寺のだるま市ですが、深大寺に限らず縁起物は通常値段の表記がありません。
酉の市で売られる熊手なども同じで値段は表示されていません。
店の人は大概、高い値段を提示してきます。
値切りのやり方としては単純で少しずつ金額を下げて交渉して行けば良いだけです。
相手も商売ですから常識の範囲で交渉をしましょう。
ポイントは値下げ交渉を楽しむ事です。
断られたからと言って落ち込んだり、弱気になる必要はありません。
真剣に1円でも安く買おうという気持ちでやるとちょっと、縁起物の「値切り」とはニュアンス違ってしまいますのであくまで伝統的なお遊び感覚で楽しみましょう。
値引き交渉の勇気がなければ無理にやる必要はありませんよ。他のお店に移動して値段を聞いて安いところで買えばよいです!
縁起物は値切った方が縁起が良いと言われる
縁起物は値切ったほうが縁起が良いと言われているのをご存知でしょうか?
お店(露店)の人は最初に言い値を伝えてきます。
※人によって金額が違うとか。。
これはご祝儀価格で買い手はその金額から値切っていきます。
そして、値切り交渉が成立したら最初に言われた金額を払うのです。
値切った分をご祝儀として渡すと言うことです。
これが縁起物の粋な買い方です。
もちろん、必ずご祝儀を渡す必要はありませんよ。
あくまで粋な買い方というだけで酉の市の熊手を買うときにはこういう事が行われていることもあるというお話です。
熊手に比べるとだるまはそのような事は少ないように感じました。
だるま市での値切りは「お得に買う」が目的のようですね。実際にだるま商によっては安くしてくれない所もありますし、値下げの条件として2個買えば。。。
というところが多いです。
深大寺で売られているだるまの種類は?
深大寺のだるま市に集まるだるまは主に
高崎だるま
東京だるま(別名:多摩だるま)
でした。
それぞれのだるまの特徴を紹介します。
◆高崎だるま
だるまの形全体が丸みを帯びて、ふくよかな感じがします。高崎だるまの 特徴はそのお顔。
眉毛は鶴、髭は亀を表現していてなかなか迫力のあるだるまです。
高崎だるまは全国のだるまのシェア80%を占めていて、よく見かけるだるまは高崎だるまではないかと思います。
選挙のときにだるまが選挙事務所に置かれているのを見かけると思いますが、あれは高崎だるまです。
◆東京だるま(多摩だるま)
特徴は、 顔が白いことです。ちなみに、群馬県の高崎 だるまの顔は、肌色で描かれています。
現在は多摩だるまの生産者が少なくなっており、今では8軒ほどだそうです。
かなり貴重なだるまになってきましたね。
東京の多摩地区の瑞穂町、あきる野市、青梅市、立 川市で作られています。
生産する職人により顔の表情、髭などが異 なります。
だるま市で高にゅす売る時の参考にしていただければと思います。
まとめ
深大寺のだるまの値段の相場を紹介しました。
だるま市で売られているだるまで一般家庭におすすめなのは、
10cm~30cmのサイズで1000円から3000円くらいで購入できます。
このくらいならば気軽に購入できるのではないでしょうか。
だるまには値段の表示がありません。提示される値段から値引きしてもらう事もできますので交渉してみましょう。
交渉失敗しても全く気にすることはありません。だるま商の人は値引き交渉に慣れていますし、縁起物に値引き交渉はつきものです。
値引きを楽しむくらいでちょうど良いです。
昔から続くだるま市。ぜひ楽しんでください。
深大寺のだるま市では僧侶が梵字(サンスクリット語)で目入れをしてくれますのでそちらもぜひ!
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